<<アンコールメニュー 第29回>>

期間限定で切り替わる旅のメニュー。
終了間際にはグランドメニュー入りを希望される嬉しいご意見を度々頂いております。
そこで前年にご紹介した料理をアンコールメニューとして復活させることにしました。

第29回目は2011年秋のポルトガル料理特集からこの一皿をどうぞ。

 
 ポルトガル エヴォラ風 カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ
1600円

かつての植民地から受けた影響で、シナモン、サフラン、バニラや、
西ヨーロッパでは珍しいコリアンダーの葉など、多彩な食材を使うポルトガル料理。
しかしその特徴は、ソースなどの調味料を強調せず、素材の良さを活かすことにもあります。

気持ちのいいオープンレストラン

 

僕らが食べたオリジナル

首都リスボンから東へバスで1時間半、僕たちが向かったのは、アレンテージョ地方の古い街、エヴォラ。
カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナはここで出会った郷土料理です。
柔らかいポークを赤ピーマンのペーストとワインでマリネし、アサリ、ポテトと共にソテー。
これにコリアンダーの葉とレモンの香りが加わると、ちょっと似たもののない魅惑的な逸品となります。
ビールやミディアムの赤ワインと相性抜群。大航海時代の風を感じるユニークな一皿をお楽しみ下さい。


 

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